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軽量鉄骨ハウスメーカーのリノベ|2022
上田市富士山にて、築40年超の大手ハウスメーカーの軽量鉄骨住宅の断熱化を兼ねたリノベーション。間仕切り壁は鉄骨構造と関係がないため、意外と簡単に大きな空間が出現。若かりし頃、お世話になったハウスメーカーなので、基本的な部分は覚えていて使える部分はしっかり再利用。お母様の運動の場もしっかり確保し、簡易的に間仕切る工夫も導入。プライバシーと将来の介護も見据えた、とても豊かな空間が出現。建築士会つながりの地元の素敵な工務店さんによる施工で、アフターも安心です。
安曇野堀金のリノベーション|2022
若いご家族の平屋のリノベーション。分離発注方式で、築20年超の平屋にロフトを設置。1階のキッチンを更新して、ダイニングとの間仕切りを撤去して、ぐるぐる回れる開放的な動線にしました。ロフトは地元産のカラマツの床にさわらの壁天井。寝室や居間も無垢材と漆喰壁。ロフトに登る窓越しのスケルトンの階段からは、新設した薪ストーブを中心としたリビングが鳥瞰できます。分離発注方式のため、大工職人ともすっかり仲良くなっていただき、リノベーション後にりっぱな薪棚が出現。
龍門渕てらす|2021
安曇野市明科にある絶景のシェアスペース。空き家の利活用物件です。明科駅周辺まちづくり委員会の「まちあるき空き家空き店舗見学会」で紹介されていた大きな一軒屋のリノベーション。犀川の河岸段丘上にあり、犀川越しにみえる北アルプスと安曇平は絶景。鉄骨造の3層構造。安曇野の松枯れ材を活用した床と家具、壁の漆喰はワークショップで多くの方に塗っていただきました。
安曇野堀金の木組と土壁の家|2020
今や希少な土壁と手刻みによる本格的な木組の新築物件です。アンカーボルト以外の金物は一切使っていません。フォレストボード(杉の間伐材利用)の3層断熱材で土壁を外側からくるみ、土壁の熱容量を最大限に活かしています。室温の変化はほんとうに穏やかで、新建材の家とは一味も二味も異なる空気感が醸し出されています。
松本岡田の無垢の木と漆喰の家|2019
松本の高台にある眺めのいいシンプルな和瓦の家です。薪ストーブのある居間空間を中心に各空間を展開しています。ほぼ総2階の基本形にアトリエと大きな土間庇空間とデッキの下屋をもち、屋外と室内の中間領域が豊かなすまい。スギヒノキの天然乾燥材と漆喰、薪ストーブの遮熱壁は版築(はんちく)仕上げです。
穂高有明のリノベーション|2017
築22年の中古物件をキルト作家夫妻のすまいとして再生。事前にインスペクションと耐震診断を実施し、断熱性は現時点でもかなりの高水準であることがわかり耐震性のみを強化しました。同時に、2階の和室とその前室をキルト工房にするなど空間構成も大幅に変更。お施主さんは床の増設、内部塗装、手すり設置など器用なDIYをされています。
土に還る家「梅玄」|2018
現在では土壁というと超高級仕様と思われがちですが、つい数十年前まで普通に行われていた工法です。地域の素材を使い、職人手刻みの木組み、金物に頼らない工法で、柱や梁、土壁などの主要構造部が見える完全オーガニック&「身土不二」のすまいです。蓄熱性と調湿性のある土壁と外断熱の組み合わせは今後の可能性を感じます。
N氏の工房(ハーフビルド)|2016
自宅のはなれとして建てた木工作家の工房。小屋建築として、主要構造部分はプロが施工し、ヒノキの外壁、防音玄関ドアなどは、木工作家さんご自身で製作されました。名古屋市近郊の比較的建て込んだ住宅地にありながらも全く独自の空間を生み出しています。
築130年の古民家再生「麦星」|2015
薪釜パン職人のすまい。古民家再生の基本計画時に、最低限の耐震性と居住部分の断熱シェルター化を実施し、その後お施主さんを中心にDIYベースでの改修を行っています。耐震補強に古民家の柔構造に適した「限界耐力計算と同等の近似的手法」を初めて採用。長野県の耐震補強助成金もこの手法で初めて採択されました。耐震性の確保と居住スペースの断熱化は、DIYやハーフビルドとの相性がとてもいいです。
安曇野の大屋根の家|2013
自邸。安曇野の昔からの集落内にある243 坪の土地と 当時築35 年の大屋根の家。集落内に加えて、西側には 常念岳が正面に見える絶好のロケーション。約10 ヶ月間の改修工事。耐震&断熱改修にくわえて、空間も出来る限り大きく活用しました。プランに回遊性をもたせて、屋外とデッキでつなぎ、キッチンの上部にあった古材の梁をあらわし、西側に仕事部屋を設けました。大糸線「中萱」駅から徒歩10分。中萱から松本まで電車で15分。事前に連絡いただければ見学可能です。